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先輩社員紹介

2025.10.10 中途

24年の経験が導く「習うより慣れろ」—プレイングマネジャーとしての技術の向上と後輩育成

今回お話を伺ったのは、ソリューション開発部で副部長を務めるS.Tさん。勤続24年という長きにわたり、ITの最前線で活躍し続けているベテランエンジニアです。現在は、開発・運用保守・各種ツール作成など複数のプロジェクトを統括しながら、開発者としても日々奮闘するS.Tさんが語る、プロフェッショナルとしての成長論と、仕事の醍醐味をお届けします。

マルチタスクであっても一つ一つ丁寧にかつ効率も重視し課題解決する

S.Tさんは現在、5つのプロジェクトマネジメントの他、スポットで請け負う案件などもスピード感と正確さでこなしています。わからないことはS.Tさんに聞けば、どんなことでも答えてくれるという全社員からの信頼があります。

具体的な業務内容と、やりがいを感じる瞬間について教えてください。
S.Tさん: 日々の運用にまつわる作業や、運用を効率化するための新たな仕組み作りといったところをやっています。やりがいを感じるのは、課題を解決して改善できるところです。例えば、障害の原因を突き止めて解決したり、内部作業を効率化するツールを作って便利になったり、そうした小さな改善にもやりがいがあります。

この仕事に携わる上で、技術的な知識は当然重要ですが、それ以上に求められるものがあると言います。

この仕事に携わる上で特に必要なスキルは何ですか?
S.Tさん: 技術的な知識はもちろん重要ですが、それ以上に課題解決能力やコミュニケーション能力が必要だと考えています。開発では様々な問題が起きるため、その課題を調査し、解決に導く力が重要になります。

「習うより慣れろ」—実践の中で成長するプロの流儀

長年の経験から、S.Tさんが大切にしているモットーは、実践を重んじる哲学にあります。

大事にしているモットーや座右の銘について教えてください。
S.Tさん: 「習うより慣れろ」ですね。実践する方がより覚える、という考え方です。

このモットーは、後輩育成の際にも生かされており、単なる作業指示ではなく、考える力を養うことに焦点を当てています。

部下や後輩を教育する際、どのようなことを意識してますか?
S.Tさん: 「なぜそうなるのか」という原因と、「どうすれば解決できるのか」という解決策、この思考プロセスを重視しています。

また、所属部署では最新技術を身につけ、自律的に動けるプロフェッショナルになることを目標としており、資格取得を通じた成長も奨励しています。

仕事と家庭の両立について教えてください。
S.Tさん: 19年前と16年前に育児休暇を取得しました。その子供たちも大学生と高校生になりました。受験や学校行事など大変なこともありましたが、家族と協力しながら仕事を続けてきました。今では若い新入社員が自分の子供たちと年齢が近いこともあり、母親のような目線で成長を楽しみに後輩の育成をしています。