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先輩社員紹介

2025.10.10 中途

8年の経験が導くプロの視点— Y.W主任が語る「客観視」と「仮説」の力

中途入社から8年間、大東システムエンジニアリング(DSE)でキャリアを積み重ねてきたY.Wさん。現在、福岡オフィスで自治体の税金システム保守プロジェクトの業務リーダーを務めています。IT業界のイメージとは裏腹に「人と人とのコミュニケーション」を重視する彼の仕事の流儀と、チームを率いるリーダーの成長哲学に迫ります。

成長を実感する瞬間—税金システムを支えるリーダーの役割

Y.W主任が所属するアカウントビジネス部では、地方自治体向けのシステム開発・運用を担っています。その中でも彼は、住民の生活に欠かせない税金システムの保守プロジェクトにおいて、業務リーダーとしてチームを統括しています。

具体的な業務内容と、やりがいを感じる瞬間を教えてください。
Y.Wさん: チームの管理が主な役割です。担当者に割り振った案件の進捗管理や、お客様からの問い合わせ対応を行っています。やりがいを感じるのは、これまでより多くのタスクを効率的にこなせるようになったり、以前は時間がかかっていた対応がスムーズにできた時など、自分の成長を実感できる瞬間ですね。また、周囲からの信頼が増し、自分の存在がチームや業務に貢献できていると感じられる場面でもやりがいに繋がっています。

プロフェッショナル必須のスキル:「客観視」と「仮説立て」

「IT業界のイメージとして、パソコンと向き合う印象が強い」と前置きしつつも、Y.W主任は、実際は「お客様や協力会社様など色々な人と会話する機会が多い」と、コミュニケーションの重要性を強調します。

この仕事に携わる上で特に必要なスキルは何ですか?
Y.Wさん: 様々な立場の人が関わる仕事なので、自分の考えを伝える時に「誰でも分かるように」という客観視を意識できる方が活躍できる環境だと思います。お客様がどのような背景や目的で依頼しているのかを客観的に捉え、求められている答えを的確に導き出すよう努めています。

この客観視に基づき、Y.Wさんは、円滑な業務遂行のための確固たる流儀を持っています。

仕事をスムーズに進めるためのポイントは何ですか?
Y.Wさん: 私は、ある程度当たりをつけて仮説を立てながら業務を進めることを意識しています。最初から全ての情報が揃っているケースは少ないため、限られた情報の中でもまず整理して仮説を立ててから動き出すことで、手戻りや確認作業を減らすことができ、効率的に進められます。

成長を加速させる哲学と風通しの良さ

8年間のキャリアの中で、Y.Wさんは常に新しい課題に対応できる柔軟性を大切にしています。

仕事の幅や視野を広げるために取り組んでいることはありますか?
Y.Wさん: 実績や過去の事例というのも大切ですが、それらに固執しすぎず、色々な視点から物事を捉えるよう意識しています。成功体験に頼りすぎると、新しい課題や環境に対応できなくなる恐れがあるため、同じような状況でも一歩引いて考え直すことを心がけています。

また、DSEの社風が、彼の成長を支えています。

どのような特徴、独自性があると感じていますか?
Y.Wさん: 中小企業ならではの良さとして、半年に一度、社長や幹部と直接話す人事考課面談があり、社員一人ひとりの声にしっかり耳を傾けてもらえる風土があります。また、会社全体として人間関係が良く、入社年次に関係なくコミュニケーションを取ることができていると思います。

「客観視」で相手の真意を掴み、「仮説立て」で道を切り拓く—Y.W主任の哲学は、変化の激しいIT業界で、社会を支え続けるDSEのプロフェッショナル像を体現しています。