当社の社員へのインタビューを重ねた結果、ある共通のメッセージが見えてきました。
それは、「IT知識がなくても、文系出身でも、公共システムの未来はデザインできる」ということです。
「プログラミング経験がないから…」と迷っている方にこそ読んでほしい、当社エンジニアたちのリアルな声をお届けします！

Part 1. なぜ「行政システム」のプロになれたのか？未経験者の本音

IT業界を志望しても、誰もが理系出身ではありません。当社の現場で活躍する先輩たちの中には、大学で哲学や文学を学んだゴリゴリの文系、前職が販売職・医療職・教育職など、IT未経験で入社し、今ではプロジェクトリーダーを任されている人もいます。

彼らがシステムエンジニア（SE）として成長できた最大の理由は、仕事に求められるスキルが「プログラミング」よりも「設計と対話」にあるからです。

先輩たちの声

• 「ひょんなことからITに興味を持ったけど、親身な社風で不安が消えた」
• 「友達がIT企業に勤めていて、専門用語を話している姿がかっこいいと思った」
• 「IT知識はなかったが、調べ尽くして答えにたどり着く力が重要だと知った」

必要なのは、まず「知的好奇心」と、「新しいことを学ぶ意欲」です。IT知識や業務知識は入社後に身につけられます。

Part 2. 求められるのは「3つのチカラ」— 現場が求めるSE像

当社は、システムの設計や企画を行う「上流工程」から、稼働後の安定を支える「運用保守」まで行っています。よって、プログラミングやテスト技術だけではなく、普遍的なビジネススキルが求められます。

1. 顧客の「真意」を聞き出すコミュニケーション力

自治体職員や他社のSEと日々連携を取るため、コミュニケーションは必須スキルです。

• 「お客様が何を伝えたいのか、真意を聞き取るヒアリング力が一番大事」
• 「会話することで、相手との認識を合わせるのがスムーズな仕事のポイント」
• 「出張先で自治体職員や他社のSEと話す機会が多いので、TPOを意識して行動しています」

2. 法律と条例を読み解く「業務知識」と「論理的思考」

行政システムは、法律や条例に基づいています。ここが普通のシステム開発と最も違う点です。

• 「戸籍法など、法律絡みの知識がないと、職員さんと対等に話せない」
• 「お客様の要望をシステムに落とし込むには、論理的思考が不可欠」

業務知識は一朝一夕には身につきませんが、ベテランの社員は「知識が深まるにつれて、職員さんから対等なプロとして扱われるようになり、やりがいを感じる」と話します。

3. 優先順位をつける「調整力」

複数のタスクや関係者を調整し、トラブル時には迅速に対応する必要があります。

• 「同時にいくつものタスクを抱えるので、優先順位をつける力と柔軟な対応力が必要」
• 「質問の回答がより早く、より正確になるよう、質問の真意を見抜く力が大事」

Part 3. 社会インフラを支える大きな達成感

Webサービスのような派手さはないかもしれませんが、当社の仕事には社会の基盤を支える重みから生まれる、独自の達成感があります。

お客様からの「ありがとう」が直結

複数の先輩が「やりがい」として挙げたのが、お客様からの感謝の言葉です。

• 「システムを導入して稼働した時に、『〇〇君がいたおかげで対応できたよ』という感謝の一言で、苦労が全て報われる」
• 「質問に回答した後、『助かりました』『ありがとう』という感謝の連絡をいただくと、役に立った実感が得られる」
• 「自分の構築したシステムを市役所の方が使っているところを視察した時」

長期的な成長の実現

システム開発は長期戦です。日々の小さな努力が積み重なり、大きなプロジェクトに貢献できた時に、成長を感じます。

• 「任せてもらう作業が増えた時に成長を感じる」
• 「最初は分からないこともたくさんあるけど、少しずつできることが増えてきた時に成長を感じる」
• 「『塵も積もれば山となる』を信じ、長期的に見て成長できたと感じる」

Part 4. 堅いイメージを覆す「フレンドリー」な社風と待遇

堅苦しいイメージのあるITですが、当社の社内は非常にフラットで風通しが良いのが特徴です。

• フラットな社風: 「質問した時に親身になって丁寧に教えてくれる」、「社長や役職者もフレンドリーで、和気あいあいとした雰囲気がある」。
• 働きやすい環境: 充実した福利厚生とオフィス環境が整っています。また、様々な自由参加の社内行事を通してのコミュニケーションが活発で、それが働きやすさに繋がっています。
• 女性も活躍: 男女比はほぼ半々に近く、女性の役職者もいるため、性別に関係なく実力で評価される環境が整っています。

SEの仕事は、ITの最先端技術と人々の生活を支える確かな基盤の両方を経験できる非常にバランスの取れた仕事です。もしあなたが「社会の役に立ちたい」という気持ちと「新しい知識を学ぶ意欲」を持っているなら、このフィールドで挑戦してみませんか？