先輩社員紹介
法律とシステムを股にかけるプロのSE!—「御用聞き」にはならないN.S係長の流儀
今回お話を伺ったのは、ソリューション開発部のN.Sさん。中途入社ながら勤続10年で係長を務めるN.Sさんは、一筋縄ではいかない「戸籍システム」の保守・開発を担うスペシャリストです。法律と現場の狭間で奮闘する、その仕事へのこだわりと、ユニークなライフスタイルに迫ります。

法律知識がSEの「価値」を生む
N.Sさんのメインの仕事は、富士通のパッケージ商品である戸籍システムの保守(システムのメンテナンスや導入)です。この仕事で求められるのは、システムスキルだけではないと言います。
- システムスキル以外に求められるものとは何でしょうか?
- N.Sさん: 実際にシステムを使っているのは市役所の職員さんなので 、戸籍法など法律絡みの知識も必要なんです。お客さん(職員さん)は法律的な観点で要望を言ってこられるので、SE側も戸籍業務を理解していないと話が通じません。
戸籍システムに携わって約8~9年。「知識」が自身のレベルアップを実感させてくれたと語ります。
- やりがいを感じる瞬間を教えてください。
- N.Sさん: 若い頃は知識がなくて、職員さんに全然相手にされなかったこともありました。でも、徐々にレベルが上がって話ができるようになり、『自分が必要とされてきたな』と感じるように。職員さんからの『ありがとう』の一言が、一番のやりがいですね。

「御用聞き」ではなく、SEとしての威厳を保つ
- 仕事に取り組む上で、最も大切にしていることは何ですか?
- N.Sさん: お客さんの話をちゃんと聞くことは大前提です。しかし、何でもかんでも『やります、やります』だと、自分が仕事をコントロールできなくなってしまう。そこはSEとしての威厳も保ちつつ、お客様の話を聞くように気を付けています。
時には、「もっとこうできないの?」「あれできないの?」といった要望も寄せられますが、現実味のある要望か冷静に判断し、自分の作業をコントロールしながら対応することが仕事をスムーズに進めるポイントと語ります。また、N.Sさんは自身の担当外のメンバーのバックアップを通じて、「教える側も教わっている」と視野を広げています。自分の担当にはない違った質問を受けることが、新たな知識へとつながるそうです。

会社は「フレンドリー」、そしてワークライフバランスへ
- 社風の特徴はありますか?
- N.Sさん: お客さん先でなければ、そんなにかしこまる必要はないという雰囲気があります。私は結構ふざけたがりなのですが、それができる雰囲気ができあがっているので、そこが代表的な社風かなと思います。
また、待遇が良いと感じたのは「ボーナスが高い」という率直な回答も(笑)。
そして、現在のモットーは「ワークライフバランスを大事にしたい」。以前は仕事第一だったそうですが、ある「趣味」を意識するようになってから変わったそうです。

趣味は「アンチエイジング活動」!若々しく、パワフルに
N.Sさんのユニークな趣味は、なんと「アンチエイジング」。これは単なる美容ではなく、運動、食べ物、生活習慣、美容全てに繋がる活動だと説明します。
- 休日はどのように過ごされていますか?
- N.Sさん: 休日は、具体的には筋トレやフットサルをしたり、普段から自炊を心がけています。長生きしたいというよりは、若く見られたい、元気でいたいんです。70になっても筋肉をつけて、若い子には負けたくないですね。
戸籍システムのプロとして、知識と経験を武器に現場をコントロールするN.Sさん。
フレンドリーな社風の中で、プライベートではアンチエイジングに熱中し、心身ともに充実させている様子が伝わってきました。これからも、そのバイタリティで難解なシステム保守を牽引してくれることでしょう。











